読書記録『スイートリトルライズ』(江國香織・幻冬舎)

読書再開

 

久々に小説を読み始めました。

どうにも暇を持て余してしまって、退屈しのぎです。

スイートリトルライズ』は、昔好きだった人からクリスマスプレゼントにもらった本。

初めての贈り物の本でした。

初めて読んだときは、「好きな人から不倫の本贈られた!!」

ってショックだったけど、どういうところが好きなんだろう、

とどうしても考えてしまうから手放せない本。

 

読むのは4回目かな。

読み終わった本はほとんど読み返さないタチなので、4回も読んだ本はこれくらい。

 

薄くって手に取りやすいから、読み返しやすいのもあるけど、何より読むたびに

心が整う感じが好き。

瑠璃子と聡の、一見すれ違って冷たい関係にあるように見えて、

本当はお互いを必要としていて、でもその必要とするしかたが繊細で、

対照的なようでよく似ている2人。

そんな、精緻な均衡のうえで息づいている2人の生活感は、読んでいると

頭の中がすっきりする。

江國香織の言葉のパワーだよ~

 

窓の外側が聡で、部屋が瑠璃子。

お互いを全身で頼っているから、ほかに息抜きしないと

バランスが保てないっていうのは

わかるなあ。

不倫!よくない!

とは思えないし、ように描いてるから、

恋人がうざくなったら思い出すようにしよ。